講演会
【入場無料・申込不要】

堀潤さんと語る

 

―若者が手当てする日朝の「分断」―

 
(シリーズ「グローバル・ジャスティス」第64回)
 
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【講演者】
堀 潤 さん(ジャーナリスト、元NHKアナウンサー、NPO法人「8bitNews」代表)
 
【報 告】
菊地 春花 さん(同志社大学法学部 学生)
清川 美空 さん(同志社大学グローバル地域文化学部 学生)    
 
【日 時】
2019年12月6日(金)17:00~19:00
 
【会 場】
同志社大学烏丸キャンパス 志高館110番教室
 ※交通アクセスはこちら 
 
【主 催】
同志社大学グローバル・スタディーズ研究科、同志社大学人文科学研究所・第6研究会、KOREAこどもキャンペーン
 
【後 援・協 力】
京都コリア学コンソーシアム、同志社コリア研究センター、日朝学術研究会
 
【開  催  趣  旨】
現在世の中に横たわる多くの「分断」。昨今冷え込んでいる日本と朝鮮半島の関係。日本と朝鮮民主主義人民共和国における分断、そしてそれを手当てする若者の姿を取材した堀潤さんにお話しいただきます。2人の同志社大学生は、東アジアの平和について考え、活動しようと、今夏、NGO「KOREAこどもキャンペーン」のプログラム「日朝大学生交流」に参加し、堀さんらと訪朝して平壌の大学生と交流しました。学生たちが、何を見て、何を語り、何を感じたのか、堀さんとともに報告します。平和を考え、行動する重要性を、ともに議論できる場にしたいと思います。  
 
【お問い合わせ】
同志社大学グローバル・スタディーズ研究科事務室
TEL:075-251-3930
E-Mail:ji-gs@mail.doshisha.ac.jp

KCKS・KF  特別講演会

歴史問題からみた日韓・日朝関係

※事前申込不要/入場無料

※チラシのダウンロードはこちら


 

【日時】

2019年8月3日(土)14:00~17:00(13:30~受付開始

 

【場所】

立命館大学衣笠キャンパス 学而館4階 GJ403(キャンパスマップはこちら

※京都市営バス「立命館大学前」or「衣笠校前」下車、徒歩10分(交通アクセスはこちら

 

【開催趣旨】

 3.1運動から100周年を迎える今年、朝鮮半島をめぐる情勢は大きく揺れ動いています。かつて朝鮮を植民地化し戦時総動員体制にも巻き込んだ日本は、この現代の情勢において、ただ第三者的な隣国という立場に引きこもっていることはできません。
 1965年に日本は南(大韓民国)と日韓条約を結びましたが、植民地支配下の被害をめぐっては、そこで何が「解決済」なのかをめぐって未解決の課題を抱えており、それが日本軍「慰安婦」問題やいわゆる「徴用工」問題として今日顕在化しています。
 一方、日本は北(朝鮮民主主義人民共和国)とは国交正常化していません。2018年以降、南北および米朝が「非核化」「平和プロセス」を中心的なキーワードとして、対話が積み重ねられてきました。日朝関係においては、そうした安全保障上の問題に加え、日本人拉致問題については公論化されてきました。しかし歴史問題については、日韓関係と同様の問題を抱えているにもかかわらず、あまり正面から論じられていません。
 そこで今年の京都コリア学コンソーシアムの夏のイベントでは、特別講演会として「歴史問題からみた日韓・日朝関係」を開催します。長年、歴史問題に関わってこられた内海愛子さん、和田春樹さんをお招きし、この問題を包括的に議論します。ふるってご参加下さい。

 

【プログラム】 

13:30~ 受付開始

14:00 開会辞

<第1部> 講演(司会:庵逧由香・太田修)

14:10~14:55 講演① 内海愛子さん

 「徴用工問題で揺れる日韓関係:植民地支配・戦争裁判・戦後補償から考える」

14:55~15:40 講演② 和田春樹さん

 「米朝平和プロセスと日朝国交正常化:安倍第二次内閣の韓国・北朝鮮政策のコンテキストの中で」

15:40~16:00 休憩

<第2部> 総合討論(司会:庵逧由香・太田修)

16:00~17:00 総合討論 内海愛子さん×和田春樹さん

17:00 閉会辞


 

【講演者プロフィール】

内海愛子さん

東京生まれ。早稲田大学大学院修了(社会学)。現在、恵泉女学園大学名誉教授、大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター所長。

著書は、『戦後補償から考える日本とアジア』(山川出版社、2002年)、『スガモプリズン―戦犯たちの平和運動』(吉川弘文館、2004年)、『キムはなぜ裁かれたのか―朝鮮人BC級戦犯の軌跡』(朝日選書、2008年)、『戦後責任―アジアのまなざしにこたえて』(岩波書店、2014年、共著)、『朝鮮人BC級戦犯の記録』(岩波現代文庫、2015年)ほか多数。

 

和田春樹さん

大阪生まれ。東京大学社会科学研究所教授を経て、現在、東京大学名誉教授。

著書は、『朝鮮戦争全史』(岩波書店、2002年)、『ある戦後精神の形成:1938-1965』(岩波書店、2006年)、『これだけは知っておきたい 日本と朝鮮の100年史』(平凡社新書、2010年)、『北朝鮮現代史』(岩波新書、2012年)、『安倍首相は拉致問題を解決できない』(青灯社、2018年)ほか多数。

 


 

【主催】

京都コリア学コンソーシアム(KCKS) / 韓国国際交流財団(Korea Foundation) 

 

【主管】

立命館大学コリア研究センター(RiCKS)

 

【お問い合わせ】

立命館大学コリア研究センター事務局

TEL: 075-465-8244
FAX: 075-465-8342
E-Mail: yf-korea@st.ritsumei.ac.jp

 

京都コリア学コンソーシアム 特別講演会

朝鮮半島脱冷戦を考える」

※事前申込不要/入場無料

※チラシのダウンロードはこちら


 

【日時】

2018年9月29日(土)15:00~18:00(14:30~受付開始

 

【場所】

同志社大学今出川キャンパス 良心館3階RY305(キャンパスマップはこちら

※京都市営地下鉄烏丸線・今出川駅下車・1・3番出口から徒歩2分(交通アクセスはこちら

 

【開催趣旨】

 南北朝鮮で分断国家の樹立が宣言されて70年、朝鮮戦争の停戦から65年となる今年(2018年)は、朝鮮半島情勢が大きく動きました。3度の南北首脳会談(4/27,5/26,9/18-9/20)、史上初の米朝首脳会談(6/12)をはじめ、さまざまなチャンネルで外交的な対話と交渉が活発化しています。こうした軍事的な緊張緩和、朝鮮戦争の終結、平和体制構築、南北の脱分断と共同繁栄を目ざす駆け引きは、大枠でいえば20世紀の冷戦がもたらした巨大な遺物の克服、すなわち「脱冷戦」に向けての動きに他なりません。ただ、日々目まぐるしく変化する情勢に、今後の成り行きを予測することは決して容易ではありません。こういった時だからこそ、大局を見据えながら冷静に分析を深めることが不可欠です。そこで京都コリア学コンソーシアムでは、内外から当代随一の専門家をお招きして、「朝鮮半島の脱冷戦を考える」ための特別講演会を企画しました。お誘い合わせのうえご参加ください。

 

【プログラム】 ※適宜日本語通訳あり

14:30~ 受付開始

15:00 開会辞(勝村誠 立命館大学教授)/ 歓迎辞(植木朝子 同志社大学副学長)

<第1部>  司会(板垣竜太 同志社大学教授)

15:05~15:45 講演① 「朝鮮半島における平和体制の争点と展望」(金錬鐵 統一研究院院長)

15:45~16:25 講演② 「板門店宣言・シンガポール首脳会談共同声明と朝日関係の展望」(李柄輝 朝鮮大学校准教授)

16:25~16:40 休憩

<第2部> 司会(太田修 同志社大学教授)

16:40~18:00 対談 金錬鐵×李柄輝

18:00 閉会辞(水野直樹 京都大学名誉教授)

 

【主催】

京都コリア学コンソーシアム(KCKS) 

 

【主管】

同志社コリア研究センター(DOCKS)

 

【お問い合わせ】

同志社コリア研究センター

HP: http://do-cks.net/

TEL&FAX: 075-251-3868

E-mail:  rc-korea*mail.doshisha.ac.jp (*を@に変えてください)

 


 

※講演者プロフィール

金錬鐵(キム ヨンチョル)

1964年生まれ。統一研究院院長、仁濟大学校統一学部教授、南北首脳会談専門家諮問団。主著に『冷戦の追憶―南北朝鮮交流秘史』(平凡社、2010年)、『交渉の戦略:世界を変えた交渉の力』(ヒューマニスト:ソウル、2016年)、『70年の対話:新たに読む南北関係史』(創批:ソウル、2018年)などがある。

李柄輝(リ ビョンフィ)

1972年生まれ。朝鮮大学校文学歴史学部准教授。主著に「朝鮮半島核危機の内在的理解と展望」(『情況. 第四期』7巻1号、2018年1月)、共著に山口剛史編著『平和と共生をめざす東アジア共通教材―歴史教科書・アジア共同体・平和的共存』(明石書店、2016年)、建国大学校人文学研究院編『疎通・治癒・統合の統一人文学』(図書出版先人:ソウル、2009年)などがある。