映画の主人公は神奈川県・川崎に生きる在日コリアン1世のハルモニ(おばあさん)たちです。植民地支配と戦争に翻弄され、生きる場を求めて幾度も海を往来し、たどり着いた川崎でささやかにたくましく生きています。一方、日本に暮らす私たちは、韓国の映画やドラマ、音楽や食などに魅了され続けていますが、在日たちの存在、歴史についてあまりよく知らないのではないでしょうか。ハルモニたちは、植民地支配と戦争の経験を語れる最後の世代と言っても過言ではありません。在日二世の金聖雄監督の『アリランラプソディ』を通して、平和について、そして日本に暮らす在日コリアンをはじめ、その他の外国人との共生について考える場になればと思います。
日 時:2024年11月15日(金)17:00開場 17:30開演
第1部:『アリランラプソディ~海を越えたハルモニたち~』上映(125分)
第2部:金聖雄監督のトーク
映画『アリランラプソディ』公式サイト (arirangrhapsody.com)
場 所:同志社大学寒梅館ハーディーホール(室町キャンパス)
京都市上京区烏丸通上立売下ル御所八幡町103
交通アクセス |同志社大学について|同志社大学 (doshisha.ac.jp)
料 金:同志社大学学生・教職員(非常勤含む)無料
一般1000円、他大学生500円
★お釣りのないようご準備ください。申し込みは不要です。
主 催:同志社大学コリア研究センター
共 催:京都コリア学コンソーシアム
同志社大学フェミニスト・ジェンダー・セクシュアリティ研究センター
お問合せ:同志社大学コリア研究センター(rc-korea@mail.doshisha.ac.jp)
※入場無料、申込不要
プログラム
講演:李実根「在日朝鮮人被爆者にとってのヒロシマ」
李実根さんとの対話:コーディネーター、太田修(同志社大学コリア研究センター)
<趣旨>
広島と長崎で被爆した朝鮮人は、それぞれ約5万人、2万人と推定されている。なぜこれほど多くの朝鮮人が被爆しなければならなかったのだろうか。被爆した朝鮮人の実態調査はなされたのだろうか。朝鮮人被爆者の尊厳は回復されたのだろうか。「韓国人原爆犠牲者慰霊碑」はかつてなぜ平和公園の外におかれたのだろうか。韓国や北朝鮮に帰った被爆者はどのようになったのだろうか。
李実根さんは、在日朝鮮人被爆者として、長いあいだ、日本国内、海外、国連軍縮総会、国連人権委員会などで、朝鮮人被爆者の救済、核廃絶を訴えてこられた。
李実根さんとの対話をとおして、朝鮮人被爆者をめぐる「なぜ」について、そして今日の平和と核をめぐる状況とについて、考える集いとしたい。
共催:同志社大学グローバル・スタディーズ研究科、同志社コリア研究センター
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太田修(OTA Osamu)
〒602―0898京都市上京区烏丸通上立売上ル
同志社大学グローバルスタディーズ研究科
Doshisha University Graduate School of Global Studies
E-mail:oota@mail.doshisha.ac.jp
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category: DOCKS
済州4・3事件を描いた韓国映画「チスル」上映会(11月1日金)
いつもお世話になっております。立命館大学コリア研究センターです。
だいぶ肌寒くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
今回、韓国映画「チスル」をみて済州4・3事件を考える集いが11月1日(金)18時開場、18時30分~21時20分、同志社大学今出川キャンパス良心館305号にて、開催されます。
韓国でも済州4・3事件を映画にしたのは初めてで、多くの反響を呼びました。この貴重な映画をSUMOMOの協力を得て本集いにて初公開いたしますので、ぜひとも観にきていただければと思います。
詳しくは下記のとおりです(チラシ添付)。よろしくお願いいたします。 (続きを読む・・)
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